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xMAP® Multiplexing

チェックポイント阻害薬の先へ: 新たながんワクチン候補から有望な前臨床成績が示される

Beyond Checkpoint Inhibitors: New Cancer Vaccine Candidate Shows Promising Preclinical Results

オハイオ州立大学にて xMAP®テクノロジーを用いて候補治療薬の分子作用を評価

オハイオ州立大学の研究者らは、幅広いがん治療で使用できる可能性が期待されるがんワクチンに向けて目覚ましい進歩を遂げています。この取り組みの重要な一環として、治療に関連する主要な分子相互作用や抗体反応の検査を合理化するために、xMAP INTELLIFLEX システムを導入しました。

『JoVE』誌で公開されている新たなオープンアクセス論文の中で、著者である Jay Overholser 氏と、Linlin Guo 氏、Pravin Kaumaya 氏は、がんワクチン候補および開発したマルチプレックスイムノアッセイの検査プロトコルについて詳細に述べています。「この 30 年間、Kaumaya 博士のラボでは、がん治療のためのペプチドがんワクチンとペプチド模倣体を開発し、このうちいくつかが現在治験で検討されている」と話しています。

 

xMAP®テクノロジーが ELISA より優れている点

ラボの最新候補薬の中で、特に PDL1-Vaxx として知られている B 細胞ペプチドエピトープがんワクチンは、PD-1/PD-L1 の相互作用を阻害するよう設計されています。研究チームは、このアプローチが、標準的チェックポイントモノクローナル抗体免疫療法が効かない患者にも役立つ日が来ると信じています。研究者らは「前臨床試験から、[PDL1-Vaxx が] 動物において高度に免疫原性のある抗体を効果的に誘導することが示されました。PDL1-Vaxx で免疫化された動物は、さまざまな動物がんモデルにおいて腫瘍量の減少と、生存率の延長が示されています。」と報告しています。

当初、研究チームは、PD1/PD-L1 の相互作用の阻害について確認するために、個別に 2 回行った ELISA 試験でワクチン候補の効果を評価しました。しかし、ビーズベースのxMAP®アプローチは、蛍光法を採用していることから、比色分析法の ELISA に比べて、より高いアッセイ感度と広範なダイナミックレンジなど、いくつかの利点がありました。xMAP® の反応は懸濁液中で起こるため、タンパク質を基板に固定する必要のある場合に起こる結合の問題がありません。

 

xMAP® テクノロジー: より少ない時間とより少ないサンプル量でより多くの成果を達成

xMAP® テクノロジーは、ELISA では達成できないマルチプレックス機能も提供します。このプロジェクトにおいて、研究者らは、ELISA アッセイから得られる情報を 1 回の xMAP® 反応で生成することができたので、時間もサンプル量も節約できました。また、xMAP INTELLIFLEX™ システム独自の機能であるデュアルレポーターのおかげで、より多くのデータを生成することもできました。この機能により、一度に 1 つのターゲットタンパク質または核酸につき、2 つのパラメーターに関するデータを取得できます。

この研究では、研究チームは新たな xMAP® アッセイの結果と元々の ELISA 試験の結果を比較し、両試験の間に直接的な相関関係があることを発見しました。研究者らは「このアッセイでは、期待されるがん治療薬として検討されている 、rhPD-L1 ワクチンペプチドに対して生成された 4 つのユニークなポリクローナル抗体による PD-1/PD-L1 相互作用の阻害を正確に定量化することができました。」と述べています。

 

ワクチン候補から xMAP® テクノロジーを使用した臨床試験へ

現在、彼らはこの新たな xMAP® ベースのアッセイから良好な結果が得られたことを受け、がんワクチン候補を臨床試験に移行させ、有望な新しい免疫療法としての効果を判定したいと考えています。

更に詳しく知りたい場合は、『JoVE 』誌の論文に付属している役立つプロトコル動画をこちらからご覧ください。

研究用です。体外診断用には使用できません。

Beyond Checkpoint Inhibitors: New Cancer Vaccine Candidate Shows Promising Preclinical Results